吉祥寺のマトリョーシカの村
吉祥寺のギャラリー re:tail にて、「マトリョーシカの村」と題した企画展が開かれます。
総勢60以上のアーティストによる作品展示、グッズの販売が予定されているとのことで、きっとお気に入りが見つかるマトリョーシカ展になりそうです。
●開催期間
2010.2.17(fri) ~ 2.22 (mon)
●開催場所
gallery re:tail
http://thetail.jp/
吉祥寺本町 3-12-9 潤マンション 103
●参加アーティスト
aimimosa / aque / CHIEKO / kanatora / kimix / Macro / madame yun / martha / MaSaCo / meca / nico. / norry / orange / pigumono / pokke104 / poteco / rikko / sayako / Shocone / 安達 けい / いとう みほ / いとう アジコ / 今井 ちひろ / 稲村光男抒情画工房 / 江連判子店 / 青木 まめ / 小澤 陽子 / 小山 ゆうこ / かしわぎ りえ / 梶原 久美絵 / 加藤 タカ / 木村商會 / きょうこ / 桑原 以千子 / コジマ ヨウイチ / ゴトウ ノリユキ / こぬらて / ささき みか / 沙月 / さばきち / 下河辺 萌 / 白石 佳子 / 菅原 優 / 鈴木 啓之 / 鈴木 美波 / 鈴木 ゆきえ / ずっこ / たかなし ますみ / 谷合 由紀子 / ちょん*はんどめいど / ツユクサ コミチ / 橋本 洋美 / 服部 ともあき / はやし みほ / 原田 崇 / 本多 雅 / 麻美子 / 水村 璃根 / 宮崎 麻美 / モスコ ゆうこ / 本内 さよ子 / 矢田部 葉子 / やつはし よう子 / 横内 べこ / わんこ
●協賛
日本デザイン専門学校
企画展 マトリョーシカの村
http://thetail.jp/archives/1980
今回の企画には稲村光男抒情画工房としての参加を予定しています。
出品作品については、またあらためてお知らせしたいと思っていますので、こちらのブログと「薬箱手帖」をチェックしてみて下さい。
薬箱手帖 >> http://timeandlove.at.webry.info/
どうぞお楽しみに!
"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房
26人のマトリョーシカ展
11月3日(火) 〜 15日(日) 月曜休廊
12:00 〜 20:00(最終日 17:00 まで)
かわい兄弟+金魚 ザッカヤメイク マツモトヒラコ なかよしこけし堂 永見由子 金田アツ子 りんりん堂 タカヒサケイコ K・S さわのゆうこ みなみ 甲斐荘暁子 亀山結花 guppie☆ FuUSENKA Yoshie 黒木香里 林美保 はたのりこ 佐藤美保子 フェリックス フリーゲンバイル ふなこしかな ナガオメグミ 荒木伸子 影山多栄子 葉子&光男 (順不同)
稲村光男抒情画工房の作品から、5個組のマトリョーシカ2点のほか、おなじみ「姫だるま〜マトリョーシカTシャツ」、それに姫だるまのレターセットなども出品の予定です。
26のアーティストによるバラエティに富んだ作品がご覧いただけます。ぜひお誘い合わせのうえお立ち寄りください。
"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房
芸祭のマトリョーシカ展と文化の日
以前おしらせした武蔵野美術大学の芸術祭でのマトリョーシカ展が、10月31日から11月3日まで開かれます。
PC: http://th-design.deci.jp/mtr/
携帯: http://th-design.deci.jp/mtr/mobile/
美術やデザインなど様々な分野の人間が集まって、マトリョーシカという共通のテーマで作品制作して展示されるとのこと。
こちらの企画の方からご案内をいただいた際には、学外からの参加も歓迎とのことでお声もかけていただきましたが、あまりにも齢若い学生の方々のイベントにお邪魔するのさすがにははばかられて、ちょっと残念ですがご遠慮させていただきました。
そのかわり、というわけではありませんが、11月3日から15日まで下北沢のギャラリー「無寸草とづづ」で開かれる「26人のマトリョーシカ展」という企画展示に、稲村光男抒情画工房からも葉子の万年少女人形館との連名で出品させていただくことになりました。
「26人のマトリョーシカ展」の詳細については、またのちほどおしらせいたします。
そういえば、11月3日の文化の日は明治天皇の誕生日に由来する「明治節」。
明治の時代の日本がロシアの文化に影響を与えてマトリョーシカが生まれたことを偲びつつ、マトリョーシカ展のはしごをしてみてはいかがでしょうか?
"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房
9月の姫だるま〜マトリョーシカTシャツ出品情報
毎月秋葉原で開催されているTシャツ・イベント、「ワンダーTシャツフェスティバル」。
通常月は毎月月末の週末2日間の催しですが、9月は特別にシルバー・ウィークの連休を含む実質8日間にわたって開かれるとのことです。
おなじみ「姫だるま〜マトリョーシカTシャツ」の発売元ブランド「昭和元禄」も参加します。
■Wonder T-shirts Festival72「SEVEN DAYS WAR PART.2」
2009.9.20(Sun)21(Mon)22(Tue)23(wed)24(Thu)25(Fri)26(Sat)27(Sun)
11:30−20:00
場所:秋葉原三月兎三号店3F(通称333)
東京都千代田区外神田3-11-3
参加ブランド:MARS16 / ハヤマコレキタ / まめた本舗 / ごるえ門 / 吉田ナゴヤ堂本舗 / HR/HM / UZI.JP / small design / Atelier-Vanilla / gacha gacha / system / Ningen堂本舗 / 榮菟 / ブタファクトリー / unit of land / ice-mix / Fairy&Devil / COTSCOTS / Xasso / SOON / 三宝堂 / seimani / Bigbonus / Factory / Little Pirates / ORANGE ACE / 昭和元禄
WONDER "T" Festival 72 "SEVEN DAYS WAR PART.2"
10月には「昭和元禄」と、今回の「ワンダーTシャツフェスティバル」にも参加している"SOON""small design"の、選りすぐりの3つのブランドが集まっての展示会も企画されているとのことですので、詳細はまた追っておしらせできると思います。
ぜひお見のがしなく。
昭和元禄 「姫だるま〜マトリョーシカTシャツ」web通販のページ
"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房
マトリョーシカよりも若いおばあちゃん
ちょうど1年前の2008年7月、オーストラリアのオリーブ・ライリーさんというおばあちゃんが、惜しまれつつ108歳で亡くなられたというニュースがちょっとした話題になりました。
オリーブおばあちゃんは、1899年10月生まれ。2度の世界大戦を経験し、調理師やバー勤めなどをしながら3人の子どもを育て上げ、20世紀を生き抜いた自分の経験や現代社会への思いなどをブログに書き綴ってきた世界で最高齢のブロガーとして知られていたのです。
そのオリーブおばあちゃんが、かわいいマトリョーシカを見せてもらいながら、それが日本の入れ子人形をルーツとして生まれたという意外な歴史を興味深そうに聞いている動画が残っていました。
「このかわいいマトリョーシカ人形のアイデアは、日本からロシアへやってきたの。まだ生まれてから100年くらい。おばあちゃんよりも若いのよ」
そう言われてみると確かに、19世紀の終わりに生まれたマトリョーシカは、このおばあちゃんとちょうど同じ歴史を生きてきたことになります。
「日本の『フクルマ』からマトリョーシカのアイデアが生まれたなんて、みんな知らない。でも、マトリョーシカ人形のことは誰でも知ってる。これは本当の文化交流の物語なの」
このとても興味深いおはなしが、100年以上の長い時間の中でいろんなものを見たり聞いたりしてきて、最後まで少女のような好奇心を持ち続けたオリーブおばあちゃんのこころもとらえたようすがよくわかります。
夏が来て、Матрёшка из Японии…「日本出身のマトリョーシカ」と、ロゴ・マークのように大きく記された「姫だるま〜マトリョーシカTシャツ」を着て人に会う機会が増えました。
このロシア文字とイラストに興味を示してくれた人に、ロシアのかわいいマトリョーシカ人形の由来、実は日本の入れ子のこけしや姫だるまをルーツとして生まれたというおはなしをすると、みんなオリーブおばあちゃんと同じように、とても意外そうに驚いてます。
このおはなしを、もっといろんな人に教えてあげたいな、と思っています。
"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房
折り紙のマトリョーシカ orimato
東京ウォーカーが配信している「大人の折り紙が人気」という記事で、新宿高島屋10Fの美術画廊前アートグッズショップで発売されている折り紙のマトリョーシカなどが好評、と取り上げられていました。
新宿高島屋にはユニークな動物や滑稽な怪物、七福神やロシアの伝統人形マトリョーシカまで、思わずクスッと笑えるユーモラスな折り紙たちが大集合。たまには子供の頃に返って、無心に手を動かしてみては。【東京ウォーカー】
日本の姫だるまや七福神の入れ子のこけしをルーツとして生まれたマトリョーシカが、いかにも日本文化らしい「折り紙」というかたちで生まれ変わるというのがとてもおもしろい、と思います。
この折り紙のマトリョーシカ「オリマト」は、青山のスパイラル・マーケットや京都の恵文社一乗寺店など、こだわりの雑貨を集めたセレクト・ショップや、国立新美術館のミュージアム・ショップなどでも販売されているとのこと。
こちらの作品を手がけているのは、軸原ヨウスケさんと武田美貴さんによるデザイン・ユニット「cochae(コチャエ)」。
サイトはこちらです。
その名前の由来は、「出身地である岡山県の 伝承民謡『備前岡山太鼓唄(こちゃえ節)』から引用。『こちゃえー、こちゃえー』の節回しは天保時代に流行した俗語であり『こちらへどうぞ』『こっちはいいぞ~』など複数の意味を持つお囃子言葉」とのこと。
そんなネーミングのセンスにも、モダンなデザインと郷土の伝統的な文化のバックグラウンドを結びつける試みが感じられて、なんだかいいな、と思ってしまいました。
↓こちらの本にも、「オリマト」が紹介されてます。
- かわいいトーキョー・ハンドメイド―パリジェンヌが出会った手づくり雑貨
- 発売元: エディシォンドゥパリ
"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房
薩摩の偉人のマトリョーシカ
以前このブログでご紹介した「西郷隆盛のマトリョーシカ」、意外に好評なもようで、こんな商品も発売されていました。
「幕末の薩摩の偉人のマトリョーシカ」
おなじみ西郷隆盛の中から、大久保利通、小松帯刀、篤姫、そして篤姫の飼い猫が出てきます。
「薩摩のシンボル・篤姫のマトリョーシカ」
こちらは篤姫の中から、西郷隆盛、芋焼酎、黒豚、桜島が出てきます。
「加藤清正公のマトリョーシカ」
肥後熊本の偉人。最後に出てくるのは虎退治のトラです。
「西郷隆盛のマトリョーシカ」軍服バージョン・着物バージョン
この2点も、あらためて発売されていました。
西郷隆盛とロシア〜マトリョーシカについての考察は、こちらをご一読ください。
薬箱手帖 西郷隆盛の娘
"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房