西郷隆盛とマトリョーシカ

楽天市場で手に入るマトリョーシカを物色していて目に留まったのは、「永遠の維新者」南洲翁・西郷隆盛の像をマトリョーシカにしてしまったというこちらの珍品でした。


西郷さんのマトリョーシカ/着物バージョン
西郷さんのマトリョーシカ/軍服バージョン

上野公園の高村光雲作の銅像でもおなじみ兵児帯の着物姿バージョンと、陸軍大将の軍服を着たバージョンの二つがあって、どちらも4体の西郷どんをどんどん開けていくと、最後に愛犬「ツン」公が出てくるというお茶目なアイテム。よく見ると、顔はなんだか三島由紀夫にも見えるような気がします。

「大人気!!篤姫ブームにDon Don SAIGO-Don」「鹿児島の隠れたお土産にいかがでしょうか!?」というキャッチコピーがあるけれど、何でまたよりによってマトリョーシカになってしまったのか?企画した方の意図はよくわかりません。

けれどここで、ぼくは西郷隆盛と明治の日本、そして帝政末期のロシアとマトリョーシカの関係などを想って、ちょっと考えさせられてしまったのでした。


まず、↓こちらのページをご一読下さい。

「牛若丸」と「日本武尊」


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西郷隆盛の娘



"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房